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インジェクションとキャブレター2
インジェクションは、もともとは超高度を飛ぶ飛行機のために開発された技術ですが、この技術がハーレーに採用されたのは、1995年です。そして2007年モデルから全モデルがインジェクションモデルとなりました。
インジェクションのメリットは、飛行機技術からということで、エンジン冷間時にも綺麗に霧化された濃い混合霧をエンジンにに送ることができるので、始動性がよいことが挙げられます。
また、常に最適な混合霧に調整しエンジンに供給することができるので、無駄なガソリンを使いません。つまり、燃費も良くなっています。
しかも、最近のインジェクションモデルは、劇的に変化しています。エンジン内部でピストンが上下する動作はキャブレターモデルと同じなので、いわゆる「ハーレーらしい鼓動」も、感じられるはずです。 また、インジェクションモデルの場合、キャブレターモデルのように距離を走るにつれてセッティングがずれたり、オーバーホールしたりするようなことはまずありません。
ただ、これが、メリットとは、思ってない方も多いようです。手がかかる子どもほど可愛いのです。